ロイターに「アングル:ダイヤモンド、投資家の新たな「金」になるか | ロイター」という記事が出ていた。記事ではこのように書いてある。 ダイヤモンドは世界で最も濃縮された富の形態と言われているが、投資家は長年、投資先としては金よりも利便性が低い…
今回は「投資」と「投機」という言葉の意味について改めて考えてみたいと思う。私の答えは、鎌倉投信の新井氏が以前テレビに出られたときのこの発言に凝縮されていると考えている。(「鎌倉投信」より鎌倉投信のHPに飛びます) 徹底的に市場を読まない。予測…
今回は外資系金融機関でのオペレーションというチームについてです。前回の記事「女性も活躍 外資系金融での階級と女性管理職の割合 」でこのようなご紹介をさせていただきました。 オペレーションという部署では、管理職の70%くらいは女性といっても過言で…
今回は外資系金融機関での階級と女性のキャリアというものについてお話ししたいと思います。 あなたは外資系金融機関はどういったイメージをお持ちでしょうか。やはり激務でバリバリの男性が引っ張っていっているという印象をお持ちではないでしょうか。実際…
今回はブラックモデルに関してです。ブラックモデル(ブラック76モデルとも呼ばれます)とは、ブラックショールズモデルの発展形になるのですが、コンセプト自体は非常に分かりやすく、ブラックショールズモデルの理解の助けにもなるかと思うので、今回はこ…
過去記事で「外資系金融、給与の実態」という記事を書きましたが、それに付随して今回は外資系金融の日本でのプレゼンスというものを見てみたいと思います。 日本ではどこの外資系金融のパフォーマンスが良いか 今後の外資系金融による証券ビジネスとしての…
過去ブログ「あなたのポートフォリオを救ってくれるかもしれない、為替ヘッジ付きの外国債券ファンドとは!? - 外資系金融で働きながら思ったことを書いていくブログ」で、為替ヘッジがついた債券(ファンド)への投資ということを提案させていただきました。…
今回は「消費」と「投資」ということについて考えていきたいと思います。あなたはこの「消費」と「投資」という言葉をどのように捉えますか。「消費」というと何となくお金を使うことで、「投資」というと株とか不動産とかかな。。。 それは違います! 今回…
今回はクロスカレンシースワップというものを見ていきたいと思います。クロスカレンシースワップ(通貨スワップとも呼ばれています)の詳しい定義は後ほどお話をしますが、基本的には外貨を調達する手段のデリバティブの1つとお考えいただければいいかと思…
今回は「為替ヘッジ付きの外国債券ファンド」についてお話をしたいと思います。皆さんのポートフォリオはどのようになっていますか。 株式も入れて、債券も入れてという風に分散投資をベースに考えている方というのは多いかと思います。その際に国際分散投資…
今回はプロテインについてお話をしたいと思います。皆さんはプロテインは飲んでいますか?おそらく筋トレをやっている一部の人たちが一生懸命飲んでいるというイメージがあるのではないでしょうか。 そんなことは決してありません。プロテインは筋力トレーニ…
今回はインターンシップについてお話ししたいと思います。外資系で社会人をやっていると毎年インターンシップ生の方々がいらっしゃいます。インターンシップとは非常に面白いかつ理にかなった制度で、メリットも多いものだと思います。 「インターンシップに…
今回は気になっていってみたタピオカミルクティー屋さんをご紹介したいと思います。皆さんはタピオカミルクティーは好きですか?タピオカミルクティーは海外では特に人気で、ボバやバブルティーと呼ばれたりし、台湾や中国の方を始めとしたアジア系の方々に…
今回は米国の金融政策、金利動向を考える上で重要なツールをご紹介したいと思います。 プロはBloomberg(ブルームバーグ)という金融端末を使い、数多くのマーケットデータにアクセスすることができます。彼らはこの豊富な情報から金融政策の動向を分析し、…
今となっては業界の常識になりましたが、金利スワップの世界ではCCPと呼ばれるクリアリングハウス間でスプレッドが発生してしまっています。。例えば、JSCCでは金利が0.1%だったとしても、LCHでは0.12%になっていたります。今回は、こういったクリアリング…
当ブログにお越しいただき、ありがとうございます。 このブログのご案内を少しさせていただきたいと思います。 自己紹介 当ブログの趣旨 対象となる読者の方 自己紹介 名前はjunshi(ジュンシ)と言います。外資系の金融機関ばかりをうろうろすること〇十年…
今回はGPIFのページを見ていて、改めてよくできているなと思ったので、書いてみたいと思います。 GPIFとは皆さんご存知の通り、「年金積立金管理運用独立行政法人」(Government Pension Investment Fundの略)で、我々の年金を運用してくれている機関です。…
今回はテニスの話です。ガットを新しいものにしてみましたので、それのインプレを行ってみたいと思います。そのガットはBabolat社のRPMブラストラフというガットです! 【使用ラケット】 Head ユーテック(YouTek) グラフィンXT(Graphene XT) ラジカル・ミッ…
今回は金利スワップでよく聞くデルタという部分です。金利スワップのトレーダーも為替のトレーダーなどと同じで基本的には、顧客と取引を行った場合、逆向きの取引をブローカーと行いポジションをクローズ(利益確定あるいはロスカット)しようとします。そ…
過去に一度SABRモデルに関して触れたことがあるのですが、スワップション(Swaption)の決済についてお話ししたいと思います。 スワップションの決済は主に2つです。 1. Physical Settle 2. Cash Settle では実際にどういったものなのかご紹介します。ス…
こんにちは。 あまり個別株の話はしないのですが、ETFということで少し個別銘柄の話をしてみたいと思います。今回は証券コード1566の「上場インデックスファンド新興国債券」になります。 そもそもどんな銘柄か 非常に魅力的な高い分配金 あくまでも新興国債…
過去ブログ「オプションのデルタの復習」で、オプションのデルタリスクについて、 少し話をさせていただきました。そこのブログではデルタを以下のように 定義させていただきました。 原資産の変動に対してオプションの価値がどの程度動くか この満期時点で…
今回は最近見つけた健康ドリンクに関して少しご紹介をしたいと思います。 当方は30代なのですが、30歳を過ぎる前は「30歳を超えると20代までのようには身体が機能しなくなる」なるという言葉をあまり身に染みて感じていませんでした。しかし30歳を過ぎたあた…
今回ご紹介するのは「トレーダーは知っている-オプション取引で損をしない「法則」」です。こちらの書籍は、元トレーダーの方が書いた本であるということで基本的な内容から実務的な内容まで幅広く提示がされています。 第1章では、為替マーケット、先物マ…
前回ブログ「プロが見る!為替の需給と言えばRR」で、デルタというコンセプトが登場しました。そのときは、為替の25D(デルタ)というところで、RR(リスクリバーサル)を作り、そのボラティリティからマーケットが為替レートがどちらに動くとみているか…
皆さん、こんにちは。 今回はFXに関してです。もし為替のマーケットの需給、先行きを見るとした場合、どういったデータを探しますか。有名な所ですとシカゴのIMM通貨先物ポジションというものがあるかと思います。 これは昔からよく使われており、非常に役に…
金融を勉強すると、よく言われるのが「ハイリスク・ハイリターン」あるいは「ローリスク・ローリターン」という言葉です。つまり高いリターンを得るには高いリスクを取らないといけない、逆にリスクを抑えればリターンもそれなりにしかならないということで…
今回は「エンダウメント投資戦略」という本を紹介してみたいと思います。「エンダウメント投資」という言葉自体、ひょっとしたら多くの人はあまり聞きなれないかもしれない。だが実はこのエンダウメント投資と個人投資家の投資法というのは共通点があります…
私は金利デリバティブの仕事に携わって、〇年ほどになります。当初はNovationが来るぞーと言われても、何の事だか全く分かりませんでした。おそらく日本語で分かりやすく書かれた情報があまりなかったからというのもあるかと思い、今回はNovationについて書…
今回は「臆病な人でもうまくいく投資法」という書籍を取り上げてみたいと思います。結論から言うと、いろいろなケースが紹介されており、とても良い内容でした。 では少し内容を見ていきたいと思います。 なぜこの本を手に取ったか 感想 まとめ なぜこの本を…