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女性も活躍 外資系金融での階級と女性管理職の割合

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今回は外資系金融機関での階級と女性のキャリアというものについてお話ししたいと思います。

 

あなたは外資系金融機関はどういったイメージをお持ちでしょうか。やはり激務でバリバリの男性が引っ張っていっているという印象をお持ちではないでしょうか。実際は、女性の管理職の方も非常に多く、ある意味ではフェアな印象を受けます(もちろん会社によっても異なります)。

 

まずは外資系の金融機関の階級がどのようになっていて、女性のキャリアというのが実際どのようになっているのか見ていきたいと思います。

 

外資系の階級制度

日本の会社さんでは、係長、課長、部長、役員・・・・といった役職が一般的かと思いますが、外資系では少し呼び名が異なります。一般的な外資系企業の階級については概ねこのようになっています。

  • アナリスト (Analyst)
  • アソシエイト (Associate) 
  • アシスタントバイスプレジデント (AVP / Assistant Vice President)
  • バイスプレジデント (VP / Vice President)
  • ディレクター (Director)
  • マネージングディレクター (MD / Managing Director)

 

若干会社によって異なります。例えばある金融機関ではアソシエイトというポジションがなかったりということはあります。ただざっくり言うとこのようになっています。

 

階級というものに関しては以下の記事も非常に参考になるので掲載だけいたします。

www.toushin-1.jp

 

女性のキャリアアップ

では外資系金融機関での女性のキャリアというのはどうでしょう。部署によっても違いますが、女性の管理職の方は多いように思います。

 

特にオペレーションという部署では、管理職の70%くらいは女性といっても過言ではないでしょう。オペレーション部門とは、いわゆる金融の事務を行う部署になります。具体的には、取引が行われたらそれが正しくシステムに入力され決済まで問題なく行われるかという点を見ていきます。

 

 一方のフロント部門ですが、こちらも実力があれば上には行ける体制になっているところが多いように思います。ただフロント部門は、一般的には業務量が非常に多く、いわゆる激務なので、体力勝負であり、そこを乗り越えるのが大きな壁となります。そのため、フロントでは2-30%くらいが女性管理職というイメージです。

 

外資系の女性の働き方という点では「外資金融×女子 - 外資金融・女性社員インタビュー2017 | ONE CAREER」にて、このようなコメントがあります。

特に「外資系」投資銀行と呼ばれる企業は、採用人数も少なく、情報統制も厳しいため、ベールに包まれ謎も多い。
結果として、数々のイメージや噂が先行しています。
例えば「激務で、Up or Out」「女性が働きづらそう(=男性社会っぽい)」などです。
私たちはこの全てを否定することはしません。
一方で、外資系の投資銀行は若い頃から専門性がつきやすく、
例えば「女性が長いスパンで働きやすい業界」の1つであることも事実だと考えます。

 

外資系金融機関での働き方というのもだいぶ変わってきているのも事実だと思います。

 

非常にフェアであり努力に対しては正当な評価が下される

先にも述べたように、チームによって誤差はあるものの、出世という点では男女で大きな違いはないと思います。いまだに日本の企業では女性の管理職は少ないのが現状ですが、外資系ではそれは当てはまりません。逆に言えば、男女関わらず結果で全てが見られるということになります。

 

その意味でもキャリアを構築していきたいと考える女性の方にはぜひ外資系金融機関で挑戦をしていただきたいと思います。上手く行けば報酬などでとても良い待遇を受けることができます。非常にフェアな世界だと思います。

 

▼以下は関連記事です。

本文中に出てきたオペレーションって具体的に何をするところ?主な仕事内容はこれ。

www.finance-tenshoku.com