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金融の話

「これからの投資の思考法」の感想と、ウェルスナビの評価やメリット、デメリットをまとめてみた。

2018年もそろそろ終わり、2019年が近づいてきました。 例年この時期のマーケットというと、「閑散に売りなし」という言葉も出るように、市場参加者が少なくなり、年末ラリーが始まり、2019年初頭の新規マネーが入る前に先回り買いが出るような場面が見られる…

プロも使うポートフォリオ理論を個人で再現!良書です!

今回は、ポートフォリオ理論についてちょっと深く学びたい人にぜひおススメの1冊をご紹介させていただきたいと思います。先日、購入したのですが、とても分かりやすく、すぐに読み終えることができました。実際にこんなつぶやきもさせていただきました。 個…

投機ではない! これからはFX(外国為替)で賢くリスクヘッジ

FX(外国為替証拠金取引)という話をすると、どうしても投機的な要素がとても注目されます。しかしこのFXは、リスクヘッジという観点で使えるということをお話したいと思います。 イタリアに端を発したユーロ圏経済への不透明感から国債利回りが上昇 ユーロ…

ヘッジファンドの帝王 ジョージソロスの半生を見て投資法について考えさせられた

ジョージソロスと言えば、数々の伝説を残してきたヘッジファンドのまさに帝王です。特に有名なものとしては、イングランド銀行を負かしたとまで言われるポンド売りを浴びせたことだと思います。 そんなソロスの半生を描いた番組が当記事の最後に紹介したもの…

【必見】資産運用の損益計算とリスク管理が重要な理由とは?

皆さまが資産運用を行う理由は様々だと思いますが、多かれ少なかれ考えていることは、いかに収益を増やすかということだと思います。ポートフォリオの資産価値は、お使いの証券会社ホームページや、マネーフォワードといった家計簿アプリでも見ることができ…

【FX・外国為替編】おすすめ書籍5選

今回はFX(外国為替)に関係する書籍で良かったものをご紹介したいと思います。外国為替は、証拠金取引のイメージが強く、投機的な側面が強いと感じられる方が多くいらっしゃいます。 しかし実際FXは我々の生活に非常に密接な関係があります。個人レベルで言…

【金融工学・デリバティブ編】おすすめ書籍11選

今回は私が実際に読んで良かったと思えるデリバティブ関連の書籍を紹介します。日系・外資問わず金融機関で働いている方、特にデリバティブの実務家やクオンツを目指している学生さんにもお勧めしたい本になっています。 (FX・外国為替編、投資信託編、株式…

今さら聞けない?なぜアメリカの雇用統計はそんなに注目されるの?

昨日、米国の昨年12月分の雇用統計が発表されました。非農業部門雇用者数は前月比+14万8000人と市場予想の+19万人を下回る結果となったものの、失業率は市場予想通りの4.1%となっております。 昔からこのアメリカの雇用統計は、金融市場(特に為替の世界)…

なぜ、いまだに最低賃金を気にする人が多いのだろう

今回は最低賃金に関してです。最低賃金の定義は厚生労働省のHP「最低賃金制度の概要|厚生労働省」に以下のように定義がされています。 最低賃金制度とは、最低賃金法に基づき国が賃金の最低限度を定め、使用者は、その最低賃金額以上の賃金を支払わなければ…

オプションで超重要なブラックモデルの計算を、文系の方にも分かりやすくイメージ重視でまとめてみた

今回はブラックモデルに関してです。ブラックモデル(ブラック76モデルとも呼ばれます)とは、ブラックショールズモデルの発展形になるのですが、コンセプト自体は非常に分かりやすく、ブラックショールズモデルの理解の助けにもなるかと思うので、今回はこ…

為替予約はこう行われる 為替ヘッジの実務であるフォワード取引の計算方法とは

過去ブログ「あなたのポートフォリオを救ってくれるかもしれない、為替ヘッジ付きの外国債券ファンドとは!? - 外資系金融で働きながら思ったことを書いていくブログ」で、為替ヘッジがついた債券(ファンド)への投資ということを提案させていただきました。…

外貨調達に使われるクロスカレンシースワップとは?

今回はクロスカレンシースワップというものを見ていきたいと思います。クロスカレンシースワップ(通貨スワップとも呼ばれています)の詳しい定義は後ほどお話をしますが、基本的には外貨を調達する手段のデリバティブの1つとお考えいただければいいかと思…

これは必須!プロも使うアメリカFOMCの金融政策を分析する考え方 / ツール

今回は米国の金融政策、金利動向を考える上で重要なツールをご紹介したいと思います。 プロはBloomberg(ブルームバーグ)という金融端末を使い、数多くのマーケットデータにアクセスすることができます。彼らはこの豊富な情報から金融政策の動向を分析し、…

LCH / CME / JSCC 金利スワップ市場に出てきたクリアリングハウス間のスプレッド

今となっては業界の常識になりましたが、金利スワップの世界ではCCPと呼ばれるクリアリングハウス間でスプレッドが発生してしまっています。。例えば、JSCCでは金利が0.1%だったとしても、LCHでは0.12%になっていたります。今回は、こういったクリアリング…

金利のトレーダーは何を見ている?デルタでのポジション管理とヘッジについて。

今回は金利スワップでよく聞くデルタという部分です。金利スワップのトレーダーも為替のトレーダーなどと同じで基本的には、顧客と取引を行った場合、逆向きの取引をブローカーと行いポジションをクローズ(利益確定あるいはロスカット)しようとします。そ…

スワップションの決済にはPhysicalとCashがある

過去に一度SABRモデルに関して触れたことがあるのですが、スワップション(Swaption)の決済についてお話ししたいと思います。 スワップションの決済は主に2つです。 1. Physical Settle 2. Cash Settle では実際にどういったものなのかご紹介します。ス…

オプションでのデルタリスクをヘッジしてみよう

過去ブログ「オプションのデルタの復習」で、オプションのデルタリスクについて、 少し話をさせていただきました。そこのブログではデルタを以下のように 定義させていただきました。 原資産の変動に対してオプションの価値がどの程度動くか この満期時点で…

オプションのデルタの復習

前回ブログ「プロが見る!為替の需給と言えばRR」で、デルタというコンセプトが登場しました。そのときは、為替の25D(デルタ)というところで、RR(リスクリバーサル)を作り、そのボラティリティからマーケットが為替レートがどちらに動くとみているか…

プロが見る!為替の需給と言えばRR

皆さん、こんにちは。 今回はFXに関してです。もし為替のマーケットの需給、先行きを見るとした場合、どういったデータを探しますか。有名な所ですとシカゴのIMM通貨先物ポジションというものがあるかと思います。 これは昔からよく使われており、非常に役に…

取引を譲渡 ヘッジファンドが活用するNovationとは

私は金利デリバティブの仕事に携わって、〇年ほどになります。当初はNovationが来るぞーと言われても、何の事だか全く分かりませんでした。おそらく日本語で分かりやすく書かれた情報があまりなかったからというのもあるかと思い、今回はNovationについて書…