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【最高の良書】与沢翼さんの「ブチ抜く力」の感想をまとめてみた。

今回は与沢翼さんの「一つの事に魂を売れ!ブチ抜く力」という本を紹介したいと思います。

 

この本は私がここ数年読んだ本の中で一番良かったと感じる、本当に良い本でした。

 

大きな理由として、「よし!やってやろう!!」と思わせてくれるそんなパワーに満ち溢れた本だと感じたからです。

 

特に良かったと思う所をいくつか挙げていきたいと思います。

 

 

なぜこの本を手に取ったか

まず与沢翼さん(与沢 翼 (@tsubasa_yozawa) | Twitter)をご存知ない方のために、彼は現在は海外で個人投資家として生活されています。

 

昔はネオヒルズ族ということで、かなりウェイウェイされているイメージを作られていましたが、現在はそういった感じではありません(最近の彼の話を聞くと、その派手な生活はあくまでもイメージ戦略で、実際はそういった方ではないようです)

 

最近は投資に対する考え方なんかもメディアや自身の情報媒体で発信をされており、非常に興味深く思いました。

 

最近はこのような記事にも出ていらっしゃいました。

r25.jp

また少し前の動画にはなりますが、「rの住人となるために、資本収益の深層とは?」という動画は、ぜひ若い人に見ていただきたいと思うものでした。


rの住人となるために、資本収益の深層とは?

 

非常にしっかりとした考え方(また信念)をお持ちで成功をされているので、ぜひともその秘訣を勉強をしたいと思い、手に取りました。

 

感想

では実際に内容を見ていきたいと思います。冒頭にも述べたように、この本の一番の魅力は「よし!やってやろう!!」と思わせてくれるところが魅力なので、特にここが良いと限定するのは難しいです。とは言え、いくつかこの本のキーワードを紹介したいと思います。

 

一つの事に魂を売り、ブチ抜いていこう。

この本のエッセンスはここに落ち着きます。中途半端ではなく、全力を注ぎ、結果を出すまでやめない。これが成功の秘訣ということです。

 

たしかに、ここまで言い切れるほど何かをやり切った人というのはどのくらいいるのだろう。私自身も含めて、そこまで一つの事をやりこんだと言える人はそう多くはないのではないだろうか。

 

この「本気を出す」「ストイックにやる」「唯一無二の存在になる」、ここまで言い切れるほどやりきる。それがまさに成功の秘訣なのだろう。

 

ファンダメンタルズと風を読む。これが投資のセンターピンである。

与沢翼さんは投資でも大きな成功を収めた。私が知りたかったことの一つである。つまり彼の投資の哲学だ。

 

「ファンダメンタルズと風」、「センターピン」とはどのような考え方か

 

あまりここでは詳細は延べないので、ぜひ本書を手に取って、彼の投資の哲学に触れていただきたい。

 

自分で自分を殺すな。空気を読み過ぎる奴は負けだ。

最後に与沢翼さんの人生に対する哲学が述べられている。今、自分を抑制せずに生活している人はどのくらいいるのだろう。多かれ少なかれ社会の目(周りの目)を気にして生きていないだろうか。

 

しかし結局は自分の人生である。やはり自分の人生は、自分の責任で好き勝手生きるべきである。自分がいかにしがらみだらけの人生を歩んでいるか、そんなことを考えさせられた。

 

そしてすべてを読んだ後に、「よし!やってやろう!!」という気持ちが自然とわいてきた。

 

終わりに

与沢翼さんの書籍を読んで改めて感じたことは、「この行動力、努力を考えれば、彼が成功していることは当然」だということ。

 

そしてチャンスは全員にある。彼のようなブチ抜く力、そしてそれを成し遂げる努力、それがあれば彼のような成功というのは近づいてくるのかもしれない。そんな思いを持たせてくれる非常に良い、自分の好きな本となる一冊でした。

富裕層が語るお金持ち・裕福になる方法とは!?

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非常に興味深い動画を見たので、それをシェアしたい。どうやら、これは2013年に放送された番組だそう。しかし今見ても非常に面白い。むしろ今見るとまたいろいろなことを考えさせられる。

 

ちなみに動画の長さとしては50分ほどになるが、面白いのであっという間に見終わる。内容としては、昨今誕生してきた新しいタイプの富裕層についてだ。そんな彼らが語るお金持ちになる秘訣、方法というものが凝縮されている。NHKさん、良い番組を作ってくれた。ぜひ皆さんにも見ていただきたい。

 


個人が億の資産を持つ時代:NHKスペシャル「“新富裕層” vs 国家 ~富をめぐる攻防~」急増する新富裕層

 

その中で興味深かったのは、このセリフだ。

「普通の人はいくらお金を稼ぐかばかりを考えますが、重要なのはいくらお金を残すか、なのです」 

 

少し嫌な話し方をする人だと思ったが、これはかなり本質をついていると思う。現在、日本でも増税という話はよく聞くと思う。稼げば稼ぐほど、高所得になればなるほど、税金の負担というものは大きくなる。

 

もちろんそれは国民の義務なので、全く反論をするつもりはない。しかし富裕層は自身の富を守るために、海外という選択肢を常に模索している。私も含め、一般の人はすぐに海外に移住するというのは難しいかもしれない。

 

しかし自分のいる国の税金のことを深く理解し、正しく払う、また正しく国の税制優遇は享受しないといけない。そんなことを考えさせてくれる動画だった。

 

▼以下は関連記事です。

ここで話に出てくるような外資系金融に興味を持ったら、まずは履歴書の作成から。会いたいと思わせる履歴書のポイントとは?

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これからは個の時代。今後スタンダードになるであろう新しい働き方とは?

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世界の一流ファンドマネージャー、ジョージソロスとは?

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外資系金融機関での芸能人との出会いや、付き合うチャンスはあるのか

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先日、友人に面白い質問をされました。

 

外資系の金融機関にいると、芸能人との出会いとか、付き合ったりとか、多いんじゃないの?

 

たしかに、芸能人や女子アナが一般人と結婚したという場合、普通の一般人ではなくIT企業の社長さんや外資系金融機関の社員ということは往々にしてあります。今回は、実際にそういったケースがあるのか、ご紹介します。

 

まず結論から言うと、「芸能人と関わる仕事ではないため可能性は高くはないが、人脈の広い人(そしてある程度経済的余裕がある人)になる、あるいはそういった人と仲良くなっておけば、ある程度の可能性はある」ということになります。

 

なお、こちらの情報はあくまでも私の印象ですし、100%正しい情報ではありません。またケースにもよりますので、ただの妄想話として、見ていただければと思います。

 

 

外資系金融機関と言っても、実際は様々

外資系の金融機関に勤めていると言っても、実際中で働いている人は様々です。

 

いわゆるセールスやトレーダーと呼ばれるフロント業務から、決済業務を行うバックオフィスまで、職種は多岐にわたります。更には給与水準も大きく変わってきます。

 

フロントでポジションも上になれば数千万円以上の給与となる一方で、バックオフィスであれば、若干給与水準は下がります。少し具体的な数字を見つけたので、ご紹介をしたいと思います。私の感覚的にも違和感はないものです。

 

フロント部門の給与

フロント部門(バック・ミドルオフィスを除く)の報酬水準は、年による変動があるものの他の外資系金融機関同様基本的に米国水準、若しくは世界水準である。
一般にアナリスト(新卒~3年目)で1500~2000万前半、アソシエイト(4年~7、8年目)で1000万後半~4000万、VP(8年目以降~)で3000万~1億円程度、MDで5,6000万~10数億円程度とされる。(括弧内の年数は社会人としての実務経験年数。MDでもグローバルレベルでの経営層やトップトレーダは50億円を超えることもある

 

出典:「外資系投資銀行で働くといくら貰えるのか

 

バックオフィス部門の給与

VPで2000万円程度、1ランク上のDirector(或いはSVP:Senior Vice President)で3000万円、最高位のMDで5000万円~、というのが一つの目安である。

 

出典:「外資系金融のバックオフィス(経理、人事、コンプライアンス)の年収と将来性について - 外資系金融キャリア研究所 ~優秀な就活生と社会人向けの転職・起業情報~

 

バックオフィス部門が給料が低いと言っても、一般の企業さんと比べれば高い給料をもらっているという現実はあります。またミドルオフィスやバックオフィスを総称するオペレーションと呼ばれる部署は、フロントと比べると、そこまで解雇のリスクは高くなく、また勤務時間もそこまで長くないということで、この分野で長くキャリアを積む人も多いです。

 

オペレーション業務の仕事内容は、「外資系金融機関 オペレーションの仕事内容と給与」にまとめてあります。

 

しかし、いわゆる華やかな外資系金融マンというと、やはりフロントオフィスの人を思い浮かべる人が多いかと思います。とは言え、あまりこの業界のことを知らない人だと、実際の部署名ではなく会社名だけで勝手に好意を持たれることはあります

 

出会いやすい部署は?

出会いやすさという点に関しては、人によって違うということになってしまうので、一概には言えません。また広告代理店さんとかではないですし、あくまでもマーケットと対峙する仕事ですので、仕事でタレントさんと出会うということはほぼありません。そのため、芸能人との出会いが多い職業ではありません。

 

したがって、外資系金融に入れば、芸能人との出会いが多いと期待してしまうと、その期待は裏切られたと思うことになるかと思います。しかし、その点を踏まえた上で、ここでは、出会いのチャンスが比較的多いかという観点で見てみたいと思います。

 

まず先ほど紹介したように、高給と呼ばれる人はフロントに在籍している人になります。フロントには大きく分けて、セールス(営業)とトレーダーの2つの職種があります。

 

ちなみにセルサイドとバイサイドでは全く違うので、今回はセルサイドに焦点をあてます。どちらも給与水準としては非常に高くなります。しかし仕事内容を考えると、セールスの方が人に会う機会は多くなります。

 

セールスは広い人脈を持ち、金融商品を提案するというミッションがあります。一方トレーダーは、市場とリスク値に最大限注意を払い、自身の利益(P/L)を最大化していく使命があります。

 

つまり、セールスの方が人脈が広く、飲み会も多いので、芸能人と出会う可能性は比較的高くなります(繰り返しになりますが、個人によって異なります)

 

ちなみに業界では有名な話ですが、以前女性アナウンサーと結婚したという外資系金融マンは、セールスの人だということです。出会いのチャンスが多くなりやすいのはセールスということになります。

 

実際に出会えるのか?

ここまでで外資系金融と言っても様々であり、芸能人と仕事上で出会うということはほぼないものの、出会いのチャンスが多くなりやすいのは、セールスという話をしました

 

では、他の部署では全くダメなのかというと、そうではないと思います。

 

実際に外資系金融機関に入ると、ミドルオフィスやバックオフィスでもフロント部門と関わることは多いです。つまりフロントと接点は多いので、そういった人たちと仲良くなっておけば、そういった場所に呼ばれるチャンスも多くなりやすいです。

 

そういう意味では、そういった華やかな場所と比較的近い人と知り合えるというのは、外資系金融の一つのメリットかもしれません。出会う機会があれば、そこから付き合うことができるかは本人の努力や運次第になります。

 

しかし、確率的には比較的高いと言えると思います。このような理由から、「芸能人と関わる仕事ではないため可能性は高くはないが、人脈の広い人(そしてある程度経済的余裕がある人)になる、あるいはそういった人と仲良くなっておけば、ある程度の可能性はある」となります。

 

繰り返しになりますが、これはあくまでも私の見たものや経験したものをベースに書いてます。必ずしも正確ではないので、一つの戯言として読んでいただければと思います

 

▼以下は関連記事です。
外資系金融機関に入りやすくなる時期というものがあります。詳細はこちらから。

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外資系金融での採用を手にするためのステップをまとめました。

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「これからの投資の思考法」の感想と、ウェルスナビの評価やメリット、デメリットをまとめてみた。

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2018年もそろそろ終わり、2019年が近づいてきました。

 

例年この時期のマーケットというと、「閑散に売りなし」という言葉も出るように、市場参加者が少なくなり、年末ラリーが始まり、2019年初頭の新規マネーが入る前に先回り買いが出るような場面が見られる時期になっています。

 

しかし、今年はどうも様子がおかしい。

 

日経225先物は大台の20,000円を割り込んで推移する場面が見られ、NYダウは1週間で1,600ドルも下げる展開となりました

news.tv-asahi.co.jp

 

ある程度投資の経験者であれば、先物をショートするといったことで、リスクをヘッジしながら、運用をしていきたいところではありますが、なかなかそこまでするのは難しいという方も多いと思います。

 

そこで資産運用の原点に戻ってみたいと思います。

 

今回手に取ったのは、「これからの投資の思考法」という本です。

 

こちらはウェルスナビCEOの柴山氏が書かれた本です。

 

柴山氏の経歴は以下のようなものです。

東京大学法学部、ハーバード・ロースクール、INSEAD卒業。ニューヨーク州弁護士。日英の財務省で合計9年間、予算、税制、金融、国際交渉に参画する。その後、マッキンゼーでは、ウォール街に本拠を置く機関投資家を1年半サポートし、10兆円規模のリスク管理と資産運用に携わる。次世代の金融インフラを構築したいという想いから、2015年4月にウェルスナビを創業。 

 

出典:経営メンバー - 企業情報|ロボアドバイザーならWealthNavi(ウェルスナビ)

 

一応、Wealthnaviさんという会社さんを聞いたことがない方のために、最近流れていたテレビcmを掲載します。おそらく多くの方が一度は見たことがあるのではと思います。


「はじめて」篇 WealthNavi(ウェルスナビ) テレビCM

 

さて、今回ご紹介する書籍の著者である柴山氏はウェルスナビの社長さんですので、自社サービスの宣伝本かと思ったのですが、内容は非常にオーソドックスな正統派で、資産運用の考え方が書かれていました。

 

とても良かったので、こちらの書籍をご紹介したいと思います。

 

 

なぜこの本を手に取ったのか

この本が出ていたのは知っていたのですが、正直手に取っていませんでした。

 

理由は先ほども書いたように、宣伝本なのでは?と思っていたからです。

 

しかし、たまたまAmazonさんのレビューを見て、実は面白いのではと感じました。

 

また、たまたま読んだ柴山氏の記事(本書の抜粋)が面白かった

media.moneyforward.com

 

これらの理由から、本書を手に取ってみました。

 

感想

内容は非常に良かったと思います。

 

また資産運用を始めたいと思わせてくれる内容でした。

 

私は知らなかったのですが、柴山氏は国際結婚をされたのですね。

 

この奥様のご両親が米国人で資産運用をされていたこと、またそれと対比する形で日本人はなかなか資産運用をされている人が少ない。

 

こういった現状を見た上で、資産運用の重要性、方法論、そしてもちろんロボアドバイザーについて言及があります。

 

少し内容を見ていきたいと思います。

 

長期・積立・分散の徹底

他の資産運用の書籍でも書かれていますが、やはりこの「長期・積立・分散の徹底」ということがベーシックになってきます。

 

柴山氏は、「長期・積立・分散の徹底」の方法論を以下のように定義しています。

  • 10年以上(できれば20年以上)の長期投資
  • 毎月、一定の金額を投じる積立投資
  • 世界中のさまざまな資産への分散投資

出典:本書30ページより

こちらは柴山氏のWealthnaviのホームページの中の「資産運用の王道『長期・積立・分散』をはじめよう。」にも同様の記述があります。

 

ちなみに同ページによると、上記のような条件で25年間投資を行うと、資産額が約2.4倍変わってくるということです。

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お金に働いてもらうということで、適切な運用を続けるということが重要になってきます。

 

日本人が知らなかった"正しい"資産運用

では具体的にどのように資産運用を行っていけば良いか、方法論に移りたいと思います。

 

先ほどの「長期・積立・分散の徹底」を行う上での、6つのステップが紹介されています(本書85ページより)。

  1. 資産運用の目標を立てる
  2. 最適な資産配分(ポートフォリオ)を作る
  3. 具体的な銘柄を選定する
  4. 取引の前に、もう一度リスクを確認する
  5. 積立を設定する
  6. リバランスを着実に行う 

それぞれの具体的な内容は本書でご確認いただきたいのですが、これらが非常に重要だというのは感覚的にもお分かりいただけるかと思います。

 

冒頭でも述べたように、昨今金融市場は大きな動きに直面しております。

 

今まで強かった株式市場が軒並み下落する場面が見られています。

 

こういった場面で、慌てなくて済むように、上のステップを確認することは非常に重要になってきます。

 

自分の資産が増えているときを想定するのではなく、減ってきた場面でも、落ち着いていられる準備が必要になってきます。

 

テクノロジーの活用

さて、著者の柴山氏はウェルスナビの社長さんです。もちろんAIの活用という点も書かれています。

 

特に面白いと思ったのは、その前の第5章のテーマである「人間の脳は資産運用に向いていない」というものです。

 

つまり金融市場を予測するのは難しい上に、その中で正しい決断を下すことは更に難しいということです。

 

当ブログでも何度か「予測しない」「機械的な運用」の重要性を述べてきました。

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しかし、これを実際に行うのはなかなか難しい部分があります(本来は難しくならないように「機械的な運用」というものを主張しています)。

 

その中でテクノロジー(AI)というものを活用し、資産運用のみならず、あなたの資産全てを管理するプライベートバンカー的な役割を担ってもらおうという考えが述べられています。

 

詳細は本書に譲るとして、非常にワクワクする内容ではあります。

 

今後のウェルスナビさんにも注目はしております。

 

最後にWealthnaviさんのサービスに関して

さて、本書は非常に良い内容の書籍であったので、ぜひ皆様にもお勧めしたいと考えております。

 

書籍もいいが、まずはさくっと柴山氏の考えに触れたいという方は以下の動画もおすすめです。


ウェルスナビ資産運用セミナー

 

最後に私自身のウェルスナビさんへのサービスへの印象も少し触れたいと思います。

 

私自身、「ウェルスナビさんのロボアドバイザーはすごい、しかし手数料が気になる」という考えを持っています。

 

まず「すごい」という点ですが、今まで一般の人はアクセスできなかった金融ポートフォリオ理論を提供している点がすごいと思います

 

このポートフォリオ理論は、ハリー・マーコビッツ氏が1990年ごろから提唱している、昔からあるオーソドックスでありながらも世界中でいまだに活用されている理論です。

 

「Wealthnavi 評判」「Wealthnavi 口コミ」といったキーワードで検索してみると、以下のようなページが出てきました。

akilog.jp

bank-academy.com

 

こういったページが多くできるほど、金融機関が使っている理論が広まってきているのは非常に嬉しいことだと感じております

 

しかし、一方で手数料がかかるということは忘れてはいけないと思います。

 

2018年12月24日現在の手数料ですが、おおむね1%ほどかかるようです(詳細は「手数料・最低投資額について|ロボアドバイザーならWealthNavi(ウェルスナビ)」をご覧ください)。

 

私は以前自身で実際に購入しているポートフォリオというものをご紹介させていただきました。

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約6割がインデックスファンド、残りがアクティブファンドで構成していますが、トータルでの私のポートフォリオの手数料は0.7~0.8%ほどになります。

 

つまりウェルスナビさんのサービスは更にコストがかかるということになります。

 

資産運用の基本としてコストに注意を払うということを考えると、ここは少し考えないといけません。

 

しかし、ここは考え方であるとも思います。

 

つまり私は金融の仕事に携わり、ポートフォリオを考えたり、自身でリバランスを行うのが苦痛だと考えないから、安く済んでいるという部分もあります。

 

実際にこういったことを考えて、リバランスを行ったりするのが面倒だと考えるのであれば、やはりロボアドバイザーに任せるのが適切だと思います。

 

金融機関が使っている理論を自身の運用に活かしたい、自分で銘柄選定やリバランスをするのが面倒だと考える方は、ウェルスナビさんのサービスをぜひ使ってみていただきたい。

 

▼以下は関連記事です。

資産運用関連でおすすめの書籍10選です。運用に興味がある方はまずここから。

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人気の投資信託、ひふみ投信がまさかの下落。こんな時こそもう一度ファンドの特性を確認したい。

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外資系金融機関への転職のコツ、今がチャンス!

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今回は外資系金融機関への転職を考えるなら、今すぐ行動に移してほしいという話です。

 

どうでしょう。日系の会社さんですと、そろそろボーナスが出る時期でしょうか。

 

金額的には満足のいくものでしたでしょうか。

 

もしボーナスをもっとあげたい、お金をもっともらいたい、グローバルな環境で働いてみたい、そんな気持ちがあれば、ぜひ外資系への転職を考えてほしいです。

 

そして、外資系への入社を考えているのであれば、まさにいま!!行動に移してほしいと考えております。

 

その理由をお話したいと思います。

 

 

来月から再来月が、外資の退職者が増える時期

例年、1月から2月(場合によっては3月ごろまで)が一番、外資の金融機関を去る人が多いです。

 

理由は簡単で、この時期に給与の改定が行われ、さらにボーナスが出る時期だからです。

 

給与の改定が行われるということは、その給与で不満の人は退職という選択肢を取ります。

 

また同時に解雇が行われる時期でもあります。

 

言い方は厳しいですが、パフォーマンスが悪かった人はここで切られてしまいます。

 

更には、退職を考えている人であっても、とりあえずボーナスをもらってから辞めようという人は一定数います。

 

ボーナスを受け取る前に退職の意思を表明してしまうと、ボーナスを受け取る権利がなくなってしまうケースもあるからです。

 

これらの理由から、例年1月から3月ごろまでは人の出が多くなります。

 

つまり、その退職者分の補充をしないといけないため、採用ニーズが高まります。

 

転職したい人にとっても、今はアクションを起こしやすい時期

おそらく日系の会社さんであっても、年末は1年の振り返りをすると思います。

 

この1年どんなことをやったか、どんな結果を出したか、いろいろな形でまとめると思います。

 

そのまとめたことを自身の履歴書・職務経歴書に書いてみましょう。

 

遠慮は不要です。外資は盛った者勝ちの部分も多くあるのです。

 

転職の準備には1か月程度は必要

さて実際に転職をしようと決意をしても、やはり1か月ほどは準備期間が必要です。

 

具体的には、履歴書・職務経歴書の準備、転職のエージェントへの登録、面接の準備、いろいろなことを行う必要が出てきます。

 

つまり一番採用ニーズが出てくる1月から3月あたりでの転職を行うにあたっては、今からの準備が必要不可欠なのです。

 

転職までの流れを確認されたい方は「外資系金融機関を渡って分かった 採用されるための6つのステップ」をご確認ください。

 

やはり早め早めの準備が成功への秘訣となってきます。

 

 最後になりますが、やはり外資家金融への転職は狭き門という部分もあります。

 

しかし一度外資系金融に入ってしまうと、他の外資系には意外と移りやすかったりします。

 

したがって、一番大変なのは一回目になります。

 

早めの準備でぜひキャリアの幅を広げてみてください。

 

▼以下は関連記事です。

もし他の人との差別化を図るために、金融のテクニカルな部分を学びたいという方はぜひこちらの本は読んでみてください。

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まさかあのひふみ投信が!?もう一度考えたいアクティブファンドの特性とは?

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今回は投資信託の中でもアクティブファンドについてです。皆さん、ご存知のように、今年(2018年)10月は、株式投資を行っている人にとっては、かなりきつい月になったと思います。

 

以下はYahoo finance様より拝借した日経平均株価のチャートです。

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これを見ると日経平均株価は24000円水準を超えていたものの、一気に21000円付近まで下落していることがお分かりいただけるかと思います。これはあくまでも日経平均株価での話になりますので、個人投資家の方に人気な新興市場の株式を保有されている方は体感的にはもっと下げたような印象があったかと思います。

 

さてタイトルの話ですが、個人投資家の方に大人気の「ひふみ投信」ですが、こちらのファンドも苦戦を強いられたようです。「ひふみプラス」の10月の運用レポート(左をクリックするとレポートを読むことができます)を見ると、藤野英人氏のコメントで以下のようなものが見られます。 

10月の運用成績は過去のひふみの運用の歴史の中でもっとも悪いもので、そのような結果になったことに対して大変申し訳なく思っております。

 

これはこれで特に問題ないのですが、ひふみ投信を運用しているレオス・キャピタルワークスさんのツイッターには心無いコメントが多数寄せられました。

 

あまり細かい内容をここであげるのは憚られますので、ここでは載せませんが、期待の意味も込めて、ツイッターのリンクだけ紹介させていただきます。

twitter.com

これを見ていて思うのが、「ひふみ投信」に何を期待しているのだということなんです。そこで今回は自分が投資しているアクティブファンドの特性についてもう一度考えてみようという内容を掲載したいと思います。

 

 

あなたのポートフォリオにあるファンドの特性は?

今回このレオスさんのツイッターに対する書き込みで非常に多かったのが、「資産を守って増やすのじゃないのか」ということです。つまり損失が出ていること(基準価額が下がっていること)に対する不満です。

 

しかしこのひふみ投信は株式ロングオンリーです。つまり株式の買い持ちをしているファンドになるので、株式市場の暴落時には、もちろん損失が出ます。

 

これは言い換えるとベータリスクを内包していることになります。(ベータに馴染みのない方は「プロも使うポートフォリオ理論を個人で再現!良書です!」も併せて読んでみてください)

 

たしかに暴落時にも上昇している銘柄というのはいくつかあります。しかし、「ひふみ投信」をはじめ、多くのファンドは分散投資を理念に掲げています。つまり1つや2つの上がる銘柄を当てたところで、他の銘柄は下がっています。

 

じゃあ上がる銘柄だけ買えばよいという理論もありますが、それは非常に困難ですし、今下落時に上がっている銘柄が今後も上がるというものではありません。つまりギャンブル的要素(不確実要素)が強まってきます。

 

そういったファンドの方が一歩間違えると、損が大きくなるファンドですので、おすすめはできないものになります。

 

もし、株式市場が不調な時にも安定して利益を上げられるファンドに投資したいということであれば、そういったものを探さないといけません。その意味では、タイトルの「ひふみ投信」を選ぶべきではないのです。つまり選択自体が誤っていることになります。

 

インデックスに負けてるじゃん

レオスさんの書き込みで、同じくらいあったのが、「インデックス(日経平均)に負けてるじゃん」というものです。これも意味がないことはお分かりいただけるでしょう。

 

なぜならば、アクティブファンドはインデックスファンドではないからです。もちろんインデックスファンドよりも高いリターンを出すということは命題としてはあります。しかし、もしインデックスの方がパフォーマンスが良いと思うのであれば、インデックスファンドを購入するべきです。

 

私も自身のポートフォリオのほとんどはインデックスファンドにしてあります。あくまでもアクティブファンドは自身のポートフォリオでのスパイス的な役割、ちょっとしたリターンの底上げ程度にしか考えておりません。

 

ご興味がございましたら、私のポートフォリオの詳細をご紹介しておりますので、「外資系金融で働く私が、実際に資産運用で持っているポートフォリオの作り方」もご参照ください。

 

つまりこのファンドはインデックスに勝てないと思うのであれば、インデックスファンドを買うべきですし、もしこのファンドマネージャーに賭けてみたいというものがあれば、そのアクティブファンドを購入すべきなのです。

 

結局は自分の資産は自分で守る

結局のところ自分の資産は自分で守るしかないということです。他人任せではどうにもなりません。そして完璧なファンドというものはないのです。

 

インデックスファンドにしろアクティブファンドにしろ、それぞれは独立したファンドの一つ一つになります。つまりそれを組み合わせてポートフォリオを作っていくのは、あなたの仕事になります。

 

もしそこに自信がないという方はバランス型ファンドを選ぶというのも選択肢になるかもしれません。しかし、バランス型ファンドの多くはあくまでも、分散投資ならびにリバランスを行ってくれるものという程度で、下げ相場でも勝てるものではないかもしれません。

 

下げ相場で儲けたいという方であれば、そういったファンドを探すということや、あるいは自分自身で日経先物をショート(売り持ち)するといった方法しかありません。しかし、もちろん意に反して上昇した場合には、損失を被ることになります。このあたりも自身のリスクの取り方、ポートフォリオの作り方の問題になります。

 

今回の株式市場の下落は、私自身も含めてポートフォリオを見直す良い機会になったと思います。リーマンショック時の時の下落は、この程度ではすみませんでした。

 

もし10月の下落で、辛いと感じた方は、もしかしたらリスク許容度を見直す時なのかもしれません。なぜならばリーマンショック級の出来事があった場合、損失が更に拡大する可能性が高いからです。

 

ある意味では、株式市場のショックに対する予行演習になったかもしれません。繰り返しになりますが、自分の資産は自分で守るしかないのです。

 

▼以下は関連記事です。

投資信託や積立投資に関して、もう一度勉強されたい方はこちらをご覧ください。

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インデックスファンド、アクティブファンドを基準価額という観点から見てみました。

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みんな気になる!?外資系金融での評価制度の実態とうまく乗り越える方法は?

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今回は外資系金融機関の評価制度について少しお話をしたいと思います。そろそろ我々が在籍する金融機関でも査定の時期になってきます。外資のフロントでは、もちろん数字を出すという部分は非常に大事で、どれだけ利益に貢献をしたかというのは、とても気にされる部分であります。

 

しかしその一方で、オペレーションを始めとしたミドルオフィス、バックオフィス部門のように直接的に数字を出す所ではない部署もあります。(オペレーション部門の業務内容に関しては以下の記事をご参照ください)

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今回はそういった部署の人たちがどういった評価制度で評価がされ、給与が決まってきているのかをお話したいと思います。一般的には、以下の3点で評価がされます。

  • 自己評価
  • 360度評価
  • マネージャーの評価

 

 

自己評価(self evalution)

まず評価の時期が来ると、自身がこの1年で何を行ったかということを、自分自身でまとめることが求められます。これはself evalutionと呼ばれたりもしますが、具体的には「自分がいかに仕事をして、みんなから必要とされ、会社に貢献をしたか」ということを、1-2ページほどでまとめる作業です。ここにはポイントが3つあります。

 

主語を「I」(自分)で書く

例年、ここは日本人は弱く、外国人は非常にうまいなと感じるのですが、日本人は主語を「we」、外国人は主語を「I」で書いていることが多いと感じます。つまり、日本人は「みんなで成し遂げたこと」というような書き方にする人が多いのですが、外国人は「自分がやった」ということを前面に出してきます。

 

外資系の金融機関では、遠慮は不要です。しかももし直属の上司が日本人であっても、その上は外国人ということは往々にしてあります。その外国人上司がもしアジアの統括をしている人であれば、あなたは他の国のタイトルが同じ人と比較されるわけです。

 

「自分がやった」ということを前面に出す外国人と、「自分で一人でできたわけではない」といった部分が出てしまう日本人では、どうしても見劣りされてしまう可能性が出てきてしまいます。自信をもって、「自分はこれだけのことを成し遂げた!」と書いてやりましょう。

 

数字に基づく

最初の部分で、部署によっては、数字を直接出していない場合もあるというお話をしました。トレーダーであればPnL、セールス(営業)であればSales Credit(売上)といった評価基準がありますが、オペレーション部門にはありません。

 

しかし、その中でも数字は書くべきだと思います。なぜならば、やはり数字は客観性があるからです。

 

では利益と直接的に関係のある部署ではない場合、どういったものが数字に出てくるでしょうか。例えば、プロセスの改善を行った場合、「今までであれば、〇時間かかっていた作業が〇分でできるようになった」「今までは数人で行っていた作業が、1人でできるようになった」とか、こういった部分があります。以下に客観的に書けるかという点も、自身の評価には大きな影響が出てきます。

 

フォーマルな英語を使う

これも日本人はハンデがある部分ではあるかと思いますが、なるべくカジュアルではなくフォーマルな英語を使うようにしましょう。例えば、何かを行いたいというときに使う「want to」ですが、フォーマルな言い方ですと「would like to」といった言い回しになります。

 

文法ももちろん大事ですが、ここでは文法の正確性よりも、少しきちっとした英語を使うというのがコツになります。日本人はどうしても文法を完璧にというのは難しいです。しかしちょっと単語に気を付けるだけで、あなたの評価につながります。ぜひ気を付けてみてください。

 

英単語を効率よく覚えたいという方は以下の記事も参考にしてみてください。

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360度評価

360度評価(360 degree feedback)という言葉を聞いたことがあるでしょうか。これはあなたの同僚があなたを評価するというものです。先の「Self evalution」は自分で自分を評価するのに対し、360度評価は他者があなたを評価します。

www.creia.jp

 

これが実は曲者で、あなたを評価する人があなたのライバルであることもあります。相手も必死ですから、下手なことを書く相手が、あなたの360度評価を担当すると、あなたの評価にも影響が出てきてしまうかもしれません。ではどのような対応方法があるか見ていきたいと思います。

 

あなたの味方を普段から作っておく

実はこれがかなり大事で、あなたの見方を普段から作っていくということが大事になります。「持ちつ持たれつ」という言い方もありますが、相手にも花を持たせつつ、あなたに良い印象を持ってもらうようにしましょう。

 

外資で働いていると、癖のある人も多いので、必ずしも全員を味方にすることはできないと思いますが、普段から4-5人で良いと思うので、あなたの味方を作るということを頭の片隅に入れておいてください。

 

上手にお願いする

私もフィードバックをお願いされることがあるのですが、いきなりフィードバックのリクエストだけ送ってくる人がいます。これではあまり良い印象を与えません。やはり良い気持ちで、良いことを書いてもらうということが大事になってきます。

 

私はフィードバックをお願いする時は、よく「今日機嫌良い?」って聞いてます(笑)そうするとだいたい「どうした?」と聞いてくるので、「フィードバックをお願いしたいんだけど、分かるよね?」というと、けっこううまく行きます(笑)

 

相手に良い気持ちで、良いことを書いてもらうというのは大事です。

 

マネージャーの評価

自己評価、他者からの評価をもとに、マネージャーはあなたの評価を決めます。正直なところ、これを建前だと考えるマネージャーもいます。つまり、あなたやあなたの同僚が書いたことを真剣に読んで、あなたの評価をしてくれるマネージャーもいれば、ここにあまり重きを置かず、マネージャー自身の評価に重きを置いているケースもあります。ここはマネージャーによってきてしまうので、一概には言えない部分になってきてしまいます。普段からあなたがマネージャーとどのようなコミュニケーションをとっているかという部分が重要になってきます。

 

しかし、一つ覚えておきたいのは、もしあなたとマネージャーの関係が最高のものでないとしても、自己評価と360度評価は会社のシステム上に残ります。もし不当な評価をされたと思ったら、あなたが周りから得た評価も使いながら、うまく交渉をしていきましょう。

 

終わりに

いかがでしたでしょうか。外資系は成果を出さない人には厳しいというカルチャーもあります。過去にはPIPというものもご紹介をさせていただきました(PIPという言葉に馴染みのない方は、「【外資系企業】これは怖い、解雇を示唆する言葉「PIP」とは」もご覧ください)

 

そういった意味で、正しい評価を行ってもらうということは非常に重要なことになります。極論を言えば、あなたの実際の成果も大事ですが、この評価の部分をうまくこなせないと、あなたの評価はあがりません。「賢くあなたの評価を会社に知らせる」ということは、あなたが外資系で成功していくためには、重要な要素の1つとなるのです。

 

▼以下は関連記事です。

外資系金融機関への転職に必要な金融の知識を学べる良書をまとめました。もし外資の中でも高給が取れるデリバティブに携わりたい人はぜひこの本を読んでおいてください。

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超有名投資ブログ「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」でご紹介いただきました!

 

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少し前の話になりますが、当ブログで「「お金は寝かせて増やしなさい」 今までとは違うインデックス投資のおすすめ書籍」という記事を書かせていただきました。

 

もしまだご存知でない方のために補足すると、こちらの書籍は超有名投資ブロガーの水瀬ケンイチ氏によって書かれた資産運用本になります。

 

個人投資家でありながら、常に最新の情報を分かりやすく配信されている水瀬ケンイチ氏のブログ「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)」で、当ブログが紹介されました!!

randomwalker.blog19.fc2.com

 

こちらの記事で、以下のコメントをいただきました。

プロには金融商品の取引にいろいろ制約があり、投資信託は制約が適用されないとのことで、プロはプロで、投資信託は使い勝手が良い面があるのかもしれません。

 

まさにご指摘の通りで、金融機関で働いていると、個別株の売買等には多くの制限があり、いろいろと面倒な部分が多くあります。

 

しかし投資信託での資産運用であれば、コンプライアンス部からも特に何も言われないので、使い勝手が良いと感じています。もちろん積立のメリットという部分は、非常に多いと感じているので、一石二鳥という部分はあります。

 

そして以下のツイートからも私の浮かれぶりが出ているかと思います(笑)

 

読書好きで多くの本を読む私が、自分の考えをまとめると同時に、特に良かった本を多くの方に知ってもらえればと思い始めたブログですが、このように著者の方とちょっとした接点を持てたということは、ブログの素晴らしい所だと思います。 

 

水瀬ケンイチ様、これからも応援しています!

 

▼以下は関連記事です。

水瀬氏の他の書籍を含め、個人の資産運用でぜひ読んでいただきたい書籍をまとめました。

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「投資と金融がわかりたい人のための ファイナンス理論入門 プライシング・ポートフォリオ・リスク管理」という書籍を紹介しております。こちらはプロのポートフォリオ理論を分かりやすく解説しており、非常に面白いです。

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プロも使うポートフォリオ理論を個人で再現!良書です!

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今回は、ポートフォリオ理論についてちょっと深く学びたい人にぜひおススメの1冊をご紹介させていただきたいと思います。先日、購入したのですが、とても分かりやすく、すぐに読み終えることができました。実際にこんなつぶやきもさせていただきました。

 

 

ポートフォリオ理論というのは、資産運用の世界ではぜひ知っておきたい理論になります。例えば、今流行りのロボアドバイザーでもこの理論を使われているところがございます。実は今大人気のウェルスナビさんのホームページでは、その理論をホワイトペーパーとして公表しております。(詳細は、https://www.wealthnavi.com/image/WealthNavi_WhitePaper.pdfからご覧ください)

 

とは言え、このページを見たところで一般の方にとっては理解が難しいと思います。そこで今回ご紹介したい本が出てきます。

 

対象となる読者は以下のような方だと思います。

  •  ロボアドバイザーで使われている理論の背景を知りたい人
  • 資産運用をある程度行い少し深い理論を勉強したい一般投資家
  • 金融機関にお勤めの方
  • ファンドが実際にどのようにリスク管理を行われているか見たい方
  • リスクとリターンを正しく理解されたい方
  • 資産運用のパフォーマンスを上げたい方

 

では実際に内容を見ていきたいと思います。

 

 

なぜこの本を手に取ったか

私自身、金融機関に勤めているため、こういった理論はある程度理解しております。その理論を勉強するためにも、ある程度専門書を読み漁ったりするのですが、一般の方にはどうしても馴染みのない分野になってしまいます。しかし本書は、複雑な計算式はなるべくエクセルで行わせ、プロが使うような理論を一般の方レベルにまで落とし込んでいます。

 

また著者の方はヘッジファンドでの勤務経験もあるということで、何かしらの良いヒントが隠されていないかなと思い、今回は手に取りました。

 

なおAmazon様に掲載がされている本書の紹介文は以下のようになります。

投資に使える! 金融がわかる!


これから始める人でもファイナンス理論の
“あの独特な考え方"が一から理解できるように、
資産運用に携わってきた金融のプロが

1.プライシング理論(“本来の価値"をどうやって求めるか?)
2.ポートフォリオ理論(どの資産にどれだけ投資すればよいか?)
3.リスク管理(適切なリスクとは? 致命的な損失を避けるには?)

について最大限平易に解説。
併せて「エクセル関数を使って自分で統計分析する」方法も紹介。

これまでファイナンスの本を読んでみたけど挫折したという方は、
ぜひ本書で始めてください。

 

感想

本書は非常に分かりやすく良書だと感じました。特に昨今では資産運用という分野が注目されており、積立投資といった投資法に興味を持つ個人の方も増えてきています。実際に、投資への裾野が広がってきているのですが、初心者向けの本が多いなと感じていました。

 

本書はそことは一線を画し、ややプロ寄りの内容になっています。したがって、投資を始めたばかりの人にはお勧めしません。しかし、ある程度資産運用というものに触れ、実際にプロがどのようにリスク管理、ポートフォリオ管理をしているのか、またそれを個人レベルで行うにはどうしたらよいのかといった分野に関心のある方であれば、ほぼ間違いなく楽しんでいただける内容だと思います。私が特に良いと思った点は以下の3点です。

 

βの変動によって利益を最大化する

β(ベータ)とは、本書にも詳しく記載がございますが、市場の動きに対する感応度となります。たとえば、βが1.2(比較指数が日経平均)の個別株の場合、日経平均が1動くと、その銘柄は1.2動くことになります。

 

このβを調整することで利益を最大化していきます。つまり市場が下落傾向の場合、βを小さくすると損失を抑えることができ、上昇傾向の時には、βを大きくすると利益を拡大することができます。

 

このβの調整は、本書にもございますが先物を使うのが簡単です。言い換えると、マーケットが弱い時は先物をショート(売り持ち)することで、その先物取引が利益を生み出すので、あなたの資産へのダメージは小さくて済みます。一方で、強気相場の時は、先物をロング(買い持ち)することで、利益を大幅に増やすことができます。

 

実際、そのマーケットが強気なのか弱気なのかといった部分を判断するのはプロでも難しいのですが、先日のトルコショックの時のように、マーケットが弱気の時は少し先物を活用するのも悪くありません。

 

なお応用編ではありますがFXでのヘッジについては以下の記事で紹介しております。

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ポートフォリオ理論の基礎、「CAPM理論」とは

CAPM理論(資本資産価格モデル)についての説明がされています。非常に有名な理論で、ポートフォリオでなくとも、例えば個別株の資本コストを算出する際にも使われる理論になります。企業分析の際にも使う非常に有益な理論になりますので、ぜひ一読をいただければと思います。

 

本書ではポートフォリオ理論という中での、CAPM理論の紹介になります。特に本書では複雑な数式を使わずに、イメージを重視して紹介がされています。ここはぜひとも書籍の中で読んでいただきたい部分になります。

 

VaRの計算、最小分散ポートフォリオを自分で作ってみる

本書の一番面白い部分がここになると思います。VaRとは、「バリュー・アット・リスクとは|金融経済用語集」によると、以下の定義がでています。

バリュー・アット・リスク(VaR)は、統計的手法を使って、市場リスクの予想最大損失額を算出する指標をいいます。これは、現在保有している資産(ポートフォリオ)を、将来のある一定期間保有すると仮定した場合に、ある一定の確率の範囲内(信頼区間)で、マーケットの変動によって、どの程度の損失を被る可能性があるかを計測したものです。

 

例えば、あるポートフォリオについて、その保有期間を1日、信頼区間を99%としてVaRを計算すると、その保有期間中に、このポートフォリオの評価損失がVaRの金額を越える確率は1%ということになります。すなわち、100日の内99日は日次評価損失がVaRの範囲内ですが、100日の内1日はVaRを超える可能性があることを意味します。

 

一言で言うと、「統計学的には、起こりにくい確率ではるものの、もし起こった場合にどのくらい損失が出るか」という数字になります。本書ではVaRの数字に関するこんな逸話が出ています。

VaRはもともと、JPモルガンの最高経営責任者だったD.Weatherstoneの指示によって開発され、それが世界に広まったものですが、Weatherstoneは毎日16時15分に、保有期間1日を前提としたVaRの値が会社の資本額を超えていないことを確認して帰宅していたそうです。 

(本書第3章より抜粋)

 

現在でもVaRは多くの金融機関で採用がされている考え方になります。例えば、「大垣共立銀行」が発表している「ディスクロージャー」には、このような記載がございます。

当行では、これらの金融資産及び金融負債のVaRの算定にあたっては、分散共分散法(保有期間120日、信頼区間99%、観測期間5年間)を採用しております。分散共分散法でVaRの算定の難しいキャップ付フローター債などの一部の商品については過去に同種の商品で観測された価格変動率やベーシスポイントバリューを基に保守的にVaRを算定しております。算定したVaRは金利の変動リスク並びに価格変動リスクの管理にあたっての定量的分析に利用しております。

 

当連結会計年度末のVaRは、全体で50,929百万円であります。 

このように金融機関さんのディスクロージャーにも出てきている非常に重要な考え方になります。

 

また最小分散ポートフォリオのエクセルでの作成方法が紹介されています。本書では、投資比率を変えていった場合の、ポートフォリオの期待リターンと標準偏差の変化をシミュレートし、その中から資産分配(アロケーション)を決めるという方法を紹介しております。

 

内容は少しプロ向けになっていますが、平易な言葉で書かれておりますので、ぜひ一般の方にもチャレンジしていただきたい内容になっています。

 

終わりに

いかがでしたでしょうか。何度か言及させていただきましたが、今回ご紹介した本は投資を始めたばかりの方を対象としたものではありません。しかし、あなたの大事な資産を守るうえで、リスク管理というのは非常に重要なものとなっております。

 

金融期間はリスク管理という点ではかなりうるさく言っており、それはちょっとのミスで会社に大きな損害を出しかねないからです。ぜひこういったプロも行うようなリスク管理を皆様の資産運用の中で生かしていくことができればと思います。非常に読みやすい本ですので、ぜひ手に取ってみてください!

 

▼以下は関連記事です。

ポートフォリオのリスク管理をできるだけ分かりやすい言葉を心がけて、説明をさせていただきました。人気の記事の1つです。

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資産運用関連でぜひ読んでいただきたい書籍をまとめました。投資を始めたばかりの方にもおすすめの本を選ばせていただいております。

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GPIFから学ぶ!資産運用での重要ポイントはこの3点

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日経スタイルに「GPIFに学ぶ長期投資 鉄則は分散とリバランス|マネー研究所|NIKKEI STYLE」という記事が出ておりました。

style.nikkei.com

 

当ブログでも過去に「GPIFのページって、個人投資家のバイブルとして見れるよね」という記事を書いたことがありますが、やはりこのGPIFの行っている運用方法というのは、我々個人投資家にとって参考にできる部分が多くあります。

 

当日経スタイルの記事では、マネックス証券在籍の広木氏のコメントとして以下のようなものが紹介されています。

長期の国際分散によりリスクを抑制しながら適度な収益を目指す手法は個人も見習いたい投資の大原則 

 今回は当記事で、特に注目していただきたい点をご紹介いたします。

 

 

資産分配によってリスク・リターンが大きく変わる

日経スタイル記事に以下のような表が紹介されていました。

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当ブログでも何度かご紹介をさせていただきましたが、資産分配(アロケーション)によって、リスクとリターンを調整し、限られたリスク許容量の中で、最大限のリターンを生み出すこともできます。

 

特に投資資産を増やし、自身のポートフォリオ内での相関を低く抑えることで、リスクを抑えることができます。特に現在(2018年8月時点)では、「トルコショック、新興国からマネー流出」にもありますように、先行きには不透明感が漂っています。分散投資の重要性が増しています。

 

預貯金で代替も

当記事では、債券の代わりに預貯金を使うという案が紹介されています。

ちなみに国内債券の金利は現在ほぼゼロだ。今後もしも金利が上がって債券の価格が下がれば損失になる。当面は、価格変動リスクのない預貯金で代替するのが無難かもしれない。 

当ブログ過去記事では、同様の理由で国内債券を投資対象としないという考えを紹介させていただきました。 

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私は現在の自分の年齢や家計の状況を見て、国内債券を投資対象としないという結論に達しましたが、もちろん若干の現金(キャッシュポジション)も持っています。値動きはないですが、預金を若干持つことで、それが結果的にリスク管理につながるという考えには賛成したいと思います。

 

インデックス主体

良く言われる話ではありますが、当記事でも「インデックス投資の優位性」が紹介されています。

年ごとの平均リターンを比べると、ここ17年のうちアクティブ型が上回ったのは国内株で8回、外国株で5回と、インデックス型に負け越している(コスト控除前)。情報が集まりやすいGPIFでさえ市場平均に勝ち続ける運用者を見つけるのは簡単でない。 

当ブログでも何度か紹介はしていますが、ポートフォリオを構築する際には、やはりインデックスファンドをベースに考えていきたいと思います。ただし、個人的にはリターンの底上げという意味では、アクティブファンドもある程度は機能をしてくれると考えています。その意味で、シャープレシオなどの指標も参考にしながら、アクティブファンドを混ぜることはプラスになります。

 

(シャープレシオの詳細はこちらから)

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終わりに

いかがでしたでしょうか。ここで出ている投資法は、「〇か月で〇億円稼ぐ!」といった派手なものではないです。しかし、資産運用というのはギャンブルではないです。あくまでもリスクを抑えながら確実にリターンを上げていくことを考えていかないといけません。特にプロはリスクというものを最重要視しています。プロのように、リスクに最大限気を配りながら資産運用というものを考えていければと思います。

 

▼以下は関連記事です。

ポートフォリオのPnL(損益)とリスクについてまとめてみました。今回の記事に、より詳細な内容としてご覧いただければと思います。

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資産運用のプロ中のプロとして有名なピクテ。そのピクテの運用方法や理念を学ぶことができる書籍をまとめました。資産運用をされる方はぜひ一読いただければと思います。

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