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【投資信託、積立投資で賢く資産運用】必ず読みたい、おすすめ書籍11選

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今回は投資信託を賢く使って資産運用をしていく上で、ぜひ読んでおきたい本をまとめました。投資初心者の方から、ある程度経験がある方にとっても、何かしら気づかされる内容の書籍を集めさせていただきました。もしまだ手に取られたことのない本がございましたら、ぜひ1度内容を見てみてください。

 

(デリバティブ、FX、株式投資編はこちらから)

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全面改訂 ほったらかし投資術 インデックス運用実践ガイド

こちらの本は私が投資信託をコツコツ積み立てて行くと言う投資法を知る、また始めるきっかけになった本です。具体的なファンド名が書かれているのも初心者にとっては嬉しいです。ただこちらの本が出たのが、少し前にはなりますので、おすすめファンドを選ぶ際には最新の情報をチェックされた方が良いかとは思います。本書の内容は、積立投資に関してはかなり網羅されているので、おすすめです。

 

なお本書の概要は、著者の山崎氏が楽天証券のHPで解説をしています。

media.rakuten-sec.net

 

お金は寝かせて増やしなさい

こちらは「全面改訂 ほったらかし投資術 インデックス運用実践ガイド」でも出てきた水瀬氏の初めての単著となります。発売されたのが約3か月前と内容としても、ほぼ最新の情報がカバーされていると考えていいと思います。現在書店に並ぶ多くの本は、インデックス投資を行っていく上での「良い所」が注目されがちですが、実際に運用していく上でのリスクの考え方や、水瀬氏がリーマンショックといったマーケットの危機の時に何を考えていらっしゃったかは一読の価値があります。また本書では、積み立てたお金をどう使っていくかという出口戦略への言及があるところも、他の書籍とは一線を画しています。積立投資を行っていく上ではバイブルとなること間違いなしです。


(詳細なレビューはこちらから)

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ウォール街のランダム・ウォーカー

こちらは具体的な投資信託での積立の方法論を書いた本ではありませんが、インデックス投資家必見の本なので、掲載しておきます。本書ではなぜインデックス投資を行うのが良いのかという根本的なところが書かれています。インデックス投資の優位性ということが紹介された本で、長くインデックス投資家の間で読まれています。インデックス投資を始める前に、一度読まれてみると良いかと思います。名著です。

 

敗者のゲーム

本書は上の「ウォール街のランダムウォーカー」と並んで読まれているインデックス投資家にとってのバイブルと言われる本です。結局のところ、インデックスファンドに投資しているのが、結果的には一番賢明な判断であるということが示されています。昨今の株高で、個別株での短期売買の誘惑に駆られるケースも多いかとは思いますが、この本は原点へと立ち返らせてくれます。なお、「特集 『敗者のゲーム』著者チャールズ・エリス氏インタビュー、「誰もが勝者になれる投資とは?」」では、著者のエリス氏のインタビューを読むことができます。

 

忙しいビジネスマンでも続けられる 毎月5万円で7000万円つくる積立て投資術

こちらも長く読まれている良書です。積立投資を始める上での考え方や、注意点などが書かれています。内容としては基礎的なことになりますので、投資が全くの初めてという方はぜひお勧めです。ある程度経験のある方であれば、少し物足りなく感じてしまうかもしれません。

 

難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!

こちらも基本的な内容になるかとは思いますが、「お金の増やし方」という点に焦点が当てられています。特に銀行預金から投資への移行を考えている方にはぜひ読んでいただきたいと思います。お金のことを気軽に勉強できる良書です。金融リテラシーを高めたい方はぜひ!

 

臆病な人でもうまくいく投資法 お金の悩みから解放された11人の投信投資家の話

こちらは、ふつうのビジネスパーソンがどのようにして自身の資産を運用しているかという例が紹介されています。私が本書を気に入っている理由としては、内容が非常に具体的であるという点です、特に、インデックス投資だけではなくアクティブ投資にも言及があるところが好感が持てます。たしかに、インデックス投資という所をベースに運用を行っていくのが最初は正しいと思います。しかし、リターンの底上げを行うためには、アクティブファンドの存在も捨てきれません。アクティブファンドはコストが高いという面(リターンを押し下げるという面)もあるため、最初は正しいものを選ぶのが難しいです。本書で書かれているアクティブファンドは、どれも現時点では優れたファンドだと思いますので、アクティブファンドを入れようと考え始めた投資家の方はまずこの本を参考にされるのが良いかと思います。

 

(本書の過去レビューはこちらから)

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新しい! お金の増やし方の教科書 銀行も証券会社もFPも教えてくれない

こちらは先月出たばかりの書籍です。NISAやiDecoといった制度の紹介もされており、単純に投資信託を使ってお金を増やすということだけではなく、制度もうまく活用してどうお金を増やすかという所が紹介されています。情報も新しく今の情報を知りたい方にはお勧めです。また本書はおすすめのアクティブファンドも紹介しています。アクティブファンド、インデックスファンドにかかわらず、正しく良い投資信託を適正なコストで購入するというスタンスは、全投資家がぜひ考えておきたいポイントの1つだと言えます。

 

211年の歴史が生んだ ピクテ式投資セオリー

本書はピクテ投信投資顧問株式会社 代表取締役社長である萩野氏による書籍になります。したがいまして、ピクテという運用会社の投資商品が紹介されている部分があります。しかしながら、本書をおすすめする理由はそこではなく、あくまでも投資に対する考え方が、我々個人投資家としても非常に参考になるからです。特にインフレから同資産を守っていくか、その一環として「お金のタマゴ」という考え方をどう活用していくか、我々のポートフォリオを構築していく上で非常に参考になります。

 

(「お金のタマゴ」の話やより詳細なレビューはこちらからどうぞ)

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2019年4月に改訂版として「改訂版 210余年の歴史が生んだ ピクテ式投資セオリー」が発売されました。こちらもぜひご覧ください。

 

エンダウメント投資戦略

こちらは株式会社GCIアセット・マネジメントファウンダー・代表取締役CEOの山内氏による書籍となります。上のピクテの本と同様に、自社のファンドの話が出てきますが、それを差し引いても運用を行っていく上で重要な考えがいくつも紹介されています(中級以上の投資かであれば、必読の本と強くおすすめしたいほどです)。海外の有名大学などは寄付金をうまく活用し、資産を増やしていっています。その中で従来の株式と債券という区分けではなく、その他にREITやヘッジファンドといったオルタナティブ投資を積極的に活用することで資産拡大を行ってきました。こういった投資の哲学や、自己資金を長期で運用するといった投資論は、個人投資家がぜひ参考にしたい部分になります(機関投資家は、あくまでも人のお金を運用しています)。

 

こちらも過去にレビューを書いています。併せてご参照ください。

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これからの投資の思考法

こちらはウェルスナビCEOの柴山和久氏による書籍です。最初は自社の広告本かと思ってしまいましたが、実際は正当な資産運用本です。具体的なポートフォリオの作り方、資産運用をどのように行っていくべきか、フィンテックの今後といった幅広いトピックがカバーされています。ポートフォリオの作成にかかる6ステップや、人間の脳は資産運用に向いてないといった部分はとても興味深かったです。

 

詳細なレビューはこちらにもまとめてあります。

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▼以下は関連記事です。

私が実際に持っているファンドのリストです。私は資産運用の時に「インデックス投資をベースに、アクティブファンドでリターンの底上げ」を考えております。それは、今回紹介した書籍を手に取っていただけるとお分かりいただけるかと思います。実際にどういったファンドを持っているかはこちらをご覧ください。

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投資信託には基準価額と呼ばれるものがあります。これを株価と混同して使ってしまっている方がいらっしゃるようです。株価には割高・割安という概念がありますが、基準価額にその考えは適用できるか、まとめました。

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