おすすめファンドを掲載。私が実際に買っている投資信託を一挙ご紹介!
皆さまは資産運用を行っていますか?
先日、NIKKEI STYLEにこんな記事が出ていました。
これを見て、率直に非常にもったいないと感じました。つみたてNISAやiDecoといった非課税制度は、国をあげて我々の資産運用を後押ししようとする政策です。(もしこういった制度に馴染みがなければ、こちらの記事もご覧ください)
でも、実際にいきなり資産運用を始めろと言われても、何から始めていいのか分からないし、既に行われている方もどうすればもっと効率良くリターンを得ることができるのかというのは、常に考えていることだと思います。
そこで、今回は私が実際に持っているポートフォリオの詳細をご紹介したいと思います。ポートフォリオは、人によってリスクやリターンに対する考え方が違うので、答えはありません。したがって、あくまでも一例になります。
なおここで紹介されているファンドは、オンライン証券大手の「マネックス証券」で全て購入が可能です。
過去記事で、どんなことを考えてポートフォリオを作っているか紹介していますので、そちらを見ながら、こちらの記事もご覧いただければと思います。
投資先とアセットアロケーション
では実際に私が投資しているファンドとアロケーションをご紹介したいと思います。まずは大枠になりますが、何にどのくらい振り分けているのかご紹介します。
アクティブファンドが36.3%で、あとはインデックスファンドになります。いかがですかね。インデックスでの国内への資産分配はかなり少なくしています。その代わり、先進国や新興国といった外国資産への振り分けを多くしています。
この理由といたしましては、国内株式は優秀なアクティブファンドで増やしてもらおうという考え方があるからです。そのため、アクティブファンドと一括りにしてしまっていますが、この中に国内資産への投資も含まれています。
実際の銘柄はこちらからご覧ください。
銘柄 | 比率 |
SMT JPX日経インデックス400・オープン | 3.0% |
たわらノーロード 国内リート | 6.3% |
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド | 10.5% |
たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり> | 10.0% |
たわらノーロード 先進国リート | 8.9% |
EXE-i 新興国株式ファンド | 4.5% |
野村インデックスファンド・新興国債券・為替ヘッジ型 | 10.3% |
eMAXIS 新興国リートインデックス | 10.2% |
ひふみプラス | 12.2% |
三井住友・中小型株ファンド | 6.4% |
GCI エンダウメントファンド(成長型) | 8.6% |
iTrust世界株式 | 3.0% |
iTrust新興国株式 | 6.1% |
国内資産
上から見ていきたいと思います。まず国内株式のインデックスとしては、JPX400に連動することを目指したファンドにしております。JPX400は、上場している銘柄の中でもファンダメンタルが比較的良好なもので構成されています。
また後述の「ひふみプラス」や「三井住友・中小型株ファンド」で効率的な株式リターンを得ることができると考えているので、ここへのアロケーションは3%としています。
あとはREITを入れています。昨年は、国内REIT市場のパフォーマンスはそこまでよくありませんでした。「国内大手証券、投信の資金流出収まればJ-REITの上昇余地は大と」にもあるように、「将来の国内長期金利上昇リスクやオフィス市況の悪化リスクが意識されたほか、4月以降のJ-REIT特化型投信からの継続的な資金流出超過が市場低迷」といったことが、国内REITの上値を抑えました。
しかし、価格低迷による利回りの上昇や、割安感から徐々にREITも値を戻してきています。今年はどうなるか注目しています。
先進国資産
まず株式市場への投資として、「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド 」を使っています。これは昔からあるインデックスで、手数料も安く非常に優秀なファンドです。ただ、最近は更に手数料の安いファンドもでてきているので、どうするかは少し考えています。トランプ大統領就任以降の株高により、インデックスでありながら、非常に高いリターンをもたらしてくれました。
債券は「たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり> 」を使っています。手数料の安さと為替ヘッジがついていることが魅力だと感じました。為替ヘッジ付き債券といった商品(ファンド)に馴染みの薄い方はこちらもご覧ください。
先進国のREITも、「たわらノーロード 先進国リート 」というたわらノーロードシリーズから採用しています。手数料の安さと、分散効果を狙って入れています。特に日本以外の先進国は、徐々に物価も上がっており、その物価上昇リスクへのヘッジとしての効果も期待しております。
新興国資産
新興国株式としては、「EXE-i 新興国株式ファンド 」を採用しました。手数料の安さが何よりの魅力です。新興国は今後ますますの成長が期待されます。ここでのリターンも期待しております。また新興国株式市場からのリターンは、後述のアクティブファンドも利用して、享受しようとしています。
新興国債券は「野村インデックスファンド・新興国債券・為替ヘッジ型」となります。最近はあまり見ていませんが、私が運用を始めたころは、為替ヘッジ付きの新興国債券というのが、あまりなかったので、これにしました。またこの他にもETFとして、銘柄コード1566の「上場インデックスファンド新興国債券」も持っています。高い分配金が非常に魅力的です。当銘柄についての詳細はこちらからご覧ください。
REIT市場への投資は「eMAXIS 新興国リートインデックス 」に任せております。新興国の不動産市場という日本国内からだと投資のしにくい市場に、低コストで投資ができるという所を魅力に感じております。
アクティブファンド
最後にアクティブファンドです。なおここでは、できる限り運用者のコンセプトが見える動画やその関連ページもまとめさせていただいております。アクティブファンドは、どのように運用がされているのかが最も大事なポイントになります。ぜひ、ご興味のある情報を、ゆっくり見て検討されてみてください。
まず日本国内への投資として、「ひふみプラス」と「三井住友・中小型株ファンド」を使わせていただいております。共に国内の有望な銘柄を探し投資をするという点に非常に長けています。ベンチマークを大きく上回るパフォーマンスの良さが魅力的です。どちらも良いファンドなのですが、ひふみプラスの方が手数料が安く、少しアロケーションを多くしています。
「三井住友・中小型株ファンド」の動画は、以下のページからご覧ください。
海外市場では「GCI エンダウメントファンド(成長型) 」「iTrust世界株式 」「iTrust新興国株式 」の3つを投資先としています。「GCI エンダウメントファンド(成長型)」は、話題のエンダウメント投資を活用したファンドになります。オルタナティブ投資を利用するという従来の資産運用とは一線を画するものになり、リスクを抑えた運用が期待されます。詳細は「高評価でイチ押し GCIエンダウメントで積立投資を開始」で、詳しくご紹介しております。
残り2つの「iTrust」ですが、共に資産運用会社最大手のピクテさんのファンドになります。(ピクテさんに関しては、こちらの記事もご覧ください)
「iTrust世界株式 」は世界中の中の、いわゆる超優良銘柄を見つけてきて、投資をするというスタイルです。そこにはピクテさんが長年培ってきたノウハウが利用されており、期待はしております。
一方の「iTrust新興国株式 」は、「人口増加を期待できる市場への投資」ということを掲げております。「労働人口の増加=高い経済成長率」と考え、新興国への投資を行っております。そのため、他の新興国株式ファンドとは違い、南アフリカ、インド、ブラジルといった国を投資対象の主たる部分として持っています。
201704 iTrust新興国株式 愛称:働きざかり〜労働人口増加国限定〜コンセプト動画 ー
終わりに
いかがでしたか。今回は実際にファンド名も出しながら、私が実際に行っている投資対象をご紹介させていただきました。これらは全て2018年2月時点で「マネックス証券」で購入ができるものになります。もしご興味がある方は、「マネックス証券」で投資を始められてはいかがでしょうか。ただし、あくまでも投資は自己責任でお願いいたします。
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