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Wantedlyで実際にあったちょっと残念なスカウトと良かったスカウト

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以前「評判のWantedlyに登録して分かったメリット・特徴、またスカウトをされるためのちょっとしたコツ」という記事をまとめました。

 

今流行りのWantedlyを実際に使ってみて、良かった点やどうしたらスカウトされやすくなるかということを紹介しました。

 

実際にスカウトも多く来て、実際に会ってみたりして、非常に有意義な時間を過ごすことができました。

 

しかしその中には、ちょっと残念なスカウトというのもありました。今回は実際にあった残念なスカウトというものをまとめてみました。こういった悪いスカウトの場合、時間を有効活用できる可能性が若干低くなるということをご紹介したいと思います。

 

また最後には良かったスカウト企業イメージの上がったスカウトをご紹介したいと思います。実際にそこで働くことがなかったとしても、今後良い関係を続けたいなと思った企業さんが行っていたスカウトです。ぜひ参考になればと思います。

 

 

残念なスカウト例

「ちょっと遊びに来ませんか」

Wantedlyはまずはお互いを知るということで、ちょっと遊びに来ませんかというスカウト文句が非常に多いです。たしかにこのWantedlyのコンセプトを考えれば、その通りなのですが、これは残念になるケースが多いです。

 

実際に行ってみると、本当に会社の案内だけされるケースが多かったです。正直、会社の事業内容などはインターネットで十分わかりますので、わざわざ担当者がお互いの時間を使って、会う意味はありません。もちろんこちらが仕事内容に興味があってというケースは別です。

 

しかし急に連絡をしてきて、本当に遊びに行くだけだと時間の無駄になるケースが多いです。

 

「年収がちょっと…」

実際に会うと、現在の年収を聞かれます。当然なのでそれは良いのですが、希望年収を「現在と同じかそれ以上」と答えると、急に向こうのトーンが悪くなります。

 

一応現在でも外資系の金融機関に勤めているため、どうしても給与水準は高くなってしまいます。でもその会社名を見た上で、声をかけてきているので、あまり驚くのは先方のリサーチ不足を疑ってしまいます。そのため現在の年収水準を維持したいというのは、それほど驚くような回答ではないはずです。

 

また私は、希望年収に関して、現在の水準か「それ以上」という言い方を必ずします。現在の年収より低い水準で答えてしまうと、その企業に失礼にあたってしまうと考えるからです。「御社にこの給与を払う力はないだろう」と考えていると思われたくないため、現在の水準かそれ以上と答えます。特に先方から声をかけてきてくれているので、そこは想定内の回答だと考えてもらいたいです。

 

 「来てもらえると思っていませんでした」

これも多くありました。「来てもらえると思っていない」のであれば、最初から声はかけないでほしいと思いました。そういうところは実際に行っても、あまり得られるような面談ではなかったです。

 

スカウトの件数だけ多くして、その中で何人返信してくるかといった方法では、相手方には何も気持ちが伝わりません。また数だけ多く送っている会社は、だいたい「遊びに来ませんか」という文言を使っています。まったく得られるものがなく、会社のイメージだけが悪くなりました。

 

良かったスカウト

具体的なポジションを提案

Wantedlyでは職務経歴を含め、自分のスキルセットを掲載しています。実際そこを良く見て、その人にあったポジションの空きがある、そこに来てほしいという明確なメッセージを持っているスカウトは非常に印象が良いです。

 

それは企業様が実際にどこに目的意識を持っていて、どういった解決方法を求めていて、スカウトされた方もどういった提案をできるかという前向きな議論になるからです。

 

もちろん先方の求めているスキルと自分の持っているスキルとミスマッチが起きる可能性はあります。しかし、お互いに問題意識を共有しているため、入社してからのミスマッチが減ります。ぜひ具体的なポジションを提案してきている会社に会いに行ってみてください。おそらく良い会社さんです。

 

給与水準は最大限相手の現在の水準に合わせる

給与水準は最大限相手の現在の水準に合わせたいですが、必ずしも現在かそれ以上を提示する必要はないと思います。つまり、給与水準が下がることが必ずしも悪ではないです。しかし、その中でもポジションを良いものにするですとか、現在の会社の状況を伝えるようにしてみてください。

 

求職者側も決して給与水準が下がるというだけで断るということはないはずです。もちろん極端に下がるということであれば、話がうまく行かないケースもあると思います。しかし、それでも最大限努力をしてくれる会社であれば、そこはあなたのことを良く考えてくれている会社だと言えます。

 

お互い真摯に向き合う

会社さんと求職者さんが会う場合、どちらが偉いといったことはありません。お互いに対等であるべきです。会社さんも貴重な時間を使ってあなたに会ってくれています。またそれは求職者の方もそうです。

 

お互いに貴重な時間を使って会っているので、できるだけ実りのあるものにしたいと思います。また、もしそこで縁がないということになっても、どこかでまた何かしらの関わり合いを持つ可能性というのはあります。良い印象をどちらも残すということが非常に重要になってきます。

 

終わりに

いかがでしたでしょうか。今回はWantedlyであった良かったスカウト、残念だったスカウトをまとめてみました。Wantedlyはその仕様上、気軽なコミュニケーションというものを可能にしています。しかしそれでもお互いに貴重な時間を使うわけです。そこは尊重されるべきですし、できるだけ実りのあるものにしたいと思います。求職者の方も企業さんも、今回の事例を実際に見てみて、お互いに会ってよかったという面談をぜひ行ってみてください。

 

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