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資産運用を考えたら、まず積立投資を!

 

私が思う最強の投資法:積立投資

 今回は資産運用に関してお話をしてみたいと思います。巷では、不動産投資やFX、最近ではビットコインなど投資に関していろいろな情報が出ています。ただそんな中、やはり一番は積立投資による長期での資産運用が一番良いと考えています。

 

それはなぜか?

 

まずベースとなるのが世界の経済成長です。皆さん、世界の経済に関して今後どのようになっていくかと思いますか?直近ではNYダウが過去最高値を更新し、そろそろ金融緩和でばらまかれ株式市場に流れたマネーがバブルとなり、そろそろ崩壊するのではと言われています。

 

そういったリスクがあるものの、今後20年、30年というスパンで経済が成長していくというスタンスであれば、積立投資を始めるべきです。

 

そんなこと言っても、高値で買ってしまったらどうなるんだと思われるかもしれませんが、それは短期売買の時にのみ問題になります。短期売買では安いところで買って高いところで売るという「タイミング」が重要になります。

 

だが、積立投資ではそれはあまり関係ありません。積立投資では、一定の頻度で一定の金額を買い付けるという方法を採用し、高い時には口数が少なく、安い時には口数を多く買えるという「ドルコスト平均法」が働くため、タイミングはあまり関係なくなります。

実際問題、一括での投資の場合、例えば日経平均が20,000円の時に買い、10,000円まで下がり、もし20,000円まで戻ってきても買値に戻ってきただけになりますが、もし積立投資を行っていた場合利益がでます。なぜならば、一定の頻度で一定の金額を買い付けているため、資産の価格が下がれば下がるほどそのときに安く買うことができ、価格が戻ってきただけでも安く買ったときの分で利益がでるからです。

 

そういった意味では、価格が下がれば下がるほど、積立投資ではおいしい思いができると考えてもよいかもしれません。ここでは一定の頻度という言葉を使わせてもらいましたが、月に一度購入というのが一番現実的です。

 

では実際にどうやって積立投資を行うか

 まずは証券会社に口座を作ります。どこでも大丈夫ですが、ネット証券のほうがコストがあまりかからず金融資産を購入することができます。次に購入する金融資産を決めます。ベースとなるのは、投資信託で、その中でもインデックスファンドになります。

 

まず投資信託を選ぶ理由としては、少額からでも投資ができるからです。投資信託の場合、1,000円から投資ができるものもあり、積立投資には非常に向いています。似た商品でETFとよばれるものもありますが、ETFの場合、最小購入価格が決まっており、細かい金額での売買がしにくいというデメリットがあります。

 

またインデックスファンドにする理由はコストが安く、安定的な資産形成に役立つからです。そもそもインデックスファンドとは何でしょうか?インデックスファンドとは、あるインデックス(指数)に連動することを目的としたファンドです。

 

例えば日経平均株価やTOPIXといったものがインデックスとなります。ニュースでも非常によく聞く言葉だと思います。それだけに、そのインデックスに連動するファンドを購入しておけば、自分の資産が増えているのか減っているのかもわかりやすいですし、何よりも信託報酬と呼ばれる投資信託を持つうえでのコストが安く済みます。(この話はまたどこかで行います)。

 

またインデックスファンドには分散投資という効果も期待できます。例えば日経平均に連動するインデックスを購入するということは、日経平均の構成銘柄全てに投資することと同じことになります。一昔前では大企業と思われていた会社も最近では倒産の危機に瀕することがあります。

 

もしそういった銘柄のみをあなたが持っていた場合、あなたの資産は危機的状況に陥ってしますでしょう。しかし、インデックスファンドであれば、あくまでも構成銘柄のうちの一つなのでダメージは限定的ですみます。

 

それが分散投資のメリットでもあり、インデックスファンドのメリットでもあります。ここで重要なことは、まず証券会社に口座を開く、そしてインデックスファンドを一定の金額で購入し続けるということです。 

 

積立投資で重要なことは?

 積立投資で重要なことは「続けること」です。ここが一番大事です。1番のところで日経平均が20,000円の時に購入して下がったらという例をお話ししましたが、もし途中でやめていた場合、利益はそこまで多くはならないでしょう。

 

いくら下がろうとも続け、また上がり続けることを待つのが大事なのです。だからこそ最初に「今後20年、30年というスパンで経済が成長していくというスタンスであれば、積立投資を始めるべき」と言ったのには理由があります。

 

もし今後経済が成長していくというスタンスがあれば多少の下げは全く気にならないはずです。むしろ、安く買えてラッキーと思えるようになるでしょう。したがって、いかなる状況であっても積立投資はやめずに、お金にはひたすら働いてもらうことが重要なのです。

 

お金は疲れを知りません。あなたの資産形成においてぜひとも積立投資を活用してもらいたいと思います。