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NISA口座で買っておきたいおすすめ銘柄 - 利回り5%超のETF

こんにちは。
 
あまり個別株の話はしないのですが、ETFということで少し個別銘柄の話をしてみたいと思います。今回は証券コード1566の「上場インデックスファンド新興国債券」になります。
  

そもそもどんな銘柄か

こちらは円換算したブルームバーグ・バークレイズ自国通貨建て新興市場国債・10%国キャップ・インデックスの変動率に一致することを目指したETFです。つまり新興国の債券に幅広く投資する効果のある商品になります。以下は目論見書に記載のされている2017年7月末時点での主な保有銘柄と投資地域となります。
 
<保有銘柄>
1566 member.JPG
<投資地域>
1566 country.JPG
 
もちろん新興国の銘柄ですのである程度リスクは高くなりますが、1か国に集中投資されているわけではなく分散投資もされていますので、リスクが極端に高いということはないでしょう。(もちろんその人のリスク許容度にもよります)。また一般的に新興国への投資というのはコストが高くなりがちですが、こちらの運用管理費は「純資産総額に対し年率0.486%(税抜0.45%)程度」と比較的抑えられてはいます。
 
1566 cost.JPG
 

非常に魅力的な高い分配金

こちらの銘柄の大きな魅力の一つは高い分配金利回りと言えます。運用会社さんである日興アセットマネジメントのHPでは7月末時点の分配金利回りとして5.80%と紹介がされています。
 
1566 yield.JPG
 
また以下は分配金額の推移です。若干のずれはございますが、2か月に1回ほど概ね500円強の分配金が支払われています。例えば直近のところですと、10口購入していれば528,700円の投資で5,020円ほどの分配金が受け取れることになります。
 
非常に魅力的であることがお分かりいただけるかと思います(1年換算すると30000円以上になります)。NISAは分配金も非課税です。もし通常口座であれば4,000円程度しか分配金を受け取れないことになってしまいます。この1000円は非常に大きいでしょう。
 
この分配金を使って外食をするのもよし、金融資産に投資するのもよしでしょう。
 
1566 historical.JPG
 

あくまでも新興国債券ということを忘れずに

ただ念のためですが、あくまでも新興国債券への投資となりますので、リーマンショックの時のように流動性が低下したときやリスク志向が後退したときにはダメージもあります。
 
また円建てで考えているため、円高への弱さもあるでしょう。しかしながら、あくまでも資産運用の一つの選択肢として使うには非常に面白い銘柄かと思います。(投資は自己責任でお願いいたします)